こんにちは!

今月、ついに待ちに待った続編『ズートピア2』が公開されましたね!
スクリーンで繰り広げられるジュディとニックの新たな冒険に、胸を熱くした方も多いはず。
「映画の世界にもっと浸りたい……」
「あの動物たちの街を自分の足で歩いてみたい……」
そんな願いを叶える場所が、上海ディズニーランドにあるエリア「ズートピア(Zootopia)」です。
2023年末にオープンして以来、世界中のファンを虜にしているこのエリア。
映画最新作で盛り上がる今こそ、行くべき最高のタイミングです!
今回は、実際に足を運んでわかった「絶対に外せないポイント」や「最新の攻略法」を、映画のネタバレなしでご紹介します。
1. 入った瞬間、そこはもう「映画の中」
パークに入り、ファンタジーランドの奥へと進むと、突如として現代的なビル群が姿を現します。そう、そこが動物たちの楽園「ズートピア」への入り口です。

マニアも唸る「没入感」の正体
エリアに一歩足を踏み入れた瞬間、まず感動するのはその「音」と「スケール感」です。
BGMとして、ガゼルが歌う『Try Everything』のアレンジが流れる中、頭上を見上げれば、映画で見たあのカラフルなスカイラインが広がっています。
さらに耳を澄ますと、アパートの窓からは動物たちの生活音や会話、時には言い争う声まで聞こえてくるのです。
「ああ、ここでは本当に誰かが暮らしているんだ」と肌で感じられる演出に、鳥肌が立ちました。
信号機ひとつにも物語がある
道路に目を向けると、動物のサイズに合わせた様々な工夫が見つかります。 例えば、横断歩道の信号機。
ここには「歩行者」用のマークではなく、「歩行動物」用のマークが表示され、信号が変わる音もエリア独特のもの。

さらに、ベンチもキリン用の背が高いものから、ネズミ用の極小サイズまでズラリと並んでいます。「リトル・ローデンシア」のミニチュア都市の作り込みも凄まじく、巨大化した自分が映画の世界に入り込んだような不思議な写真を撮ることができますよ。
2. 世界最高峰のアトラクション「ズートピア:ホット・パースート」
このエリアの目玉であり、これを乗るために上海に来たと言っても過言ではないのが、ライドアトラクション『ズートピア:ホット・パースート(Zootopia: Hot Pursuit)』です。
待機列(Qライン)だけでご飯3杯いける
人気アトラクションなので待ち時間は長めですが、Qライン(待機列)が楽しすぎて、待ち時間が全く苦になりません。
ゲストは「ズートピア警察署(ZPD)」の新人警官として採用され、署内へと入っていきます。
- 受付のクロウハウザー: ここでまず度肝を抜かれます。オーディオアニマトロニクスの動きが滑らかすぎて、完全に生きています。ドーナツについて嬉しそうに語る彼の表情の豊かさは、CGアニメーションそのもの。
- ボゴ署長の訓示: プレショーではボゴ署長が登場。さらに、映画でおなじみのあのキャラクターたちが画面越しに登場し、緊急事態が発生したことを告げられます。




警察車両に乗って、いざ追跡劇へ!
ライドは「トラックレス(レールがない)」タイプ。警察車両型のビークルに乗り込み、ガゼルを誘拐した犯人を追うカーチェイスに出発します。

このライドの凄さは、「映像」と「実セット」の境目がわからないほどの融合技術にあります。
ツンドラ・タウンの氷の上をツルツルと滑ったり、サハラ・スクエアの熱風を感じたり、レインフォレスト地区ではゴンドラから落下しそうなスリルを味わったり……。
映画『ズートピア』で描かれた多様な環境を、猛スピードで駆け抜ける爽快感は言葉では言い表せません。
特に『ズートピア2』を見た後だと、「あ!この動き、映画のアクションシーンみたい!」とリンクする部分も多く、興奮度が倍増すること間違いなしです。
3. 胃袋で楽しむズートピア!絶対食べるべきグルメ
冒険でお腹が空いたら、映画に登場したあのスイーツを食べに行きましょう。
ジャンボーズ・カフェ(Jumbeaux’s Cafe)
映画でニックがアイスキャンディー詐欺(?)を働いた、あのゾウのお店です。

- ディズニー・ズートピア・ポープシクル(肉球型アイス)
これを買わずして帰れません。映画そのままの真っ赤な肉球型アイスキャンディー。味は爽やかなサンザシ(山査子)味で、甘酸っぱくて歩き疲れた体に染み渡ります。手に持ってエリア内の風景と一緒に写真を撮れば、SNS映え間違いなしの最強アイテムです。 - チョコレート・マシュマロ(ビッグ・ドーナツ)
「警察官といえばドーナツ」ですが、ここで売られているのはクロウハウザーも喜びそうな巨大ドーナツ。……に見せかけた、実は大きなチョコレートマシュマロです。かなり甘いので、コーヒーと一緒にシェアして食べるのがおすすめ!
4. 自分へのお土産:ここだけの限定グッズ
ショップ「ファッション・バイ・フルー・フルー」は、あのファッショニスタ、フルー・フルーがオーナーを務めるお店。
ここでしか買えないグッズが山積みです。
マストバイアイテム
- ジュディ&ニックのカチューシャ: 上海ディズニーのカチューシャは作りが非常に良いことで有名ですが、ズートピアの耳カチューシャはふわふわの手触りが最高。これを着けてパークを歩くのが礼儀です。
- ファンキャップ: 冬の時期なら、ニックの顔がそのまま帽子になったファンキャップもおすすめ。防寒対策にもなります。
- キャラクターぬいぐるみ: 映画『2』で活躍した新キャラクターのグッズも早速並んでいるかもしれません(在庫は変動が激しいので要チェック!)。

5. 知っておかないと損をする!実践的攻略ガイド
さて、ここからは実際にこれから上海へ行く方のために、超・現実的なアドバイスをまとめます。
① 入園には「ビザ」または「特例」が必要
(※2025年時点の最新情報を必ず確認してください) 日本国籍の方が中国へ渡航する場合、30日以内の短期滞在であれば、「トランジットビザ免除措置」などを利用して上海に入国できます。
旅行計画を立てる際は、パスポートの残り期間が6カ月以上あるかを真っ先に確認してください。
これが最重要です。
また、最近は中国との緊張が若干高まっていることもあり、渡航自体には危険性がないものの中国系の航空会社で欠航が相次いでいます。上海ディズニーランドに行く際にはANA、JAL、PEACHなどの日系航空会社を利用するのがトラブルなく旅行する秘訣です。
② アプリの準備とDPA(課金)の覚悟
上海ディズニーランドの公式アプリは必須です。
日本でダウンロードし、アカウントを作っておきましょう。
「ズートピア:ホット・パースート」は超人気のため、朝イチで並ぶか、有料のファストパス的なシステム「ディズニー・プレミア・アクセス(DPA)」を購入することを強く推奨します。
時は金なり。せっかく海外まで来たのですから、数千円で数時間の待ち時間を買うのは賢い投資です。
③ インターネット環境
中国ではLINEやInstagram、Googleマップなどが通常使えません(金盾/グレート・ファイアウォールの影響)。 しかし、**「香港SIMのローミング」や「VPN付きレンタルWi-Fi」**を利用すれば、日本と同じようにSNSにアクセスできます。これを忘れると、現地で誰とも連絡が取れなくなるので要注意!
Klook.com④ 言葉の壁は?
キャストさんは簡単な英語なら通じますが、基本は中国語です。
しかし、そこはディズニー。
「身振り手振り」と「笑顔」、そしてスマホの翻訳アプリがあればなんとかなります。
特にズートピアエリアのキャストさんはノリが良いので、「イースー(Yes/Ok)」や「シェシェ(ありがとう)」だけでも楽しく交流できますよ。
6. まとめ:映画の感動を「体験」に変える旅へ
『ズートピア2』で描かれた、違いを認め合い、共に生きる素晴らしい世界。
上海ディズニーランドのズートピアエリアは、そんな映画のメッセージを、アトラクションや空間演出を通して体ごと感じさせてくれる場所でした。
映画を見終わった直後の今、その熱量のまま上海へ飛び立てば、きっと人生に残る最高の思い出になるはずです。
ジュディのように「誰でも何にでもなれる(Anyone can be anything)」という希望を胸に、あなたも上海への旅に出てみませんか?
さあ、次はあなたがズートピア警察署に出勤する番です!

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